大会長挨拶

徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔機能管理学分野
教授 松山 美和

このたび,一般社団法人日本顎顔面補綴学会 第35回総会・学術大会を担当させていただきます徳島大学の松山美和です。第35回総会・学術大会は2018年6月28日(木),29日(金),30日(土)に徳島大学大塚講堂にて開催いたします。徳島での研究会・学術大会は過去を遡りますと,1982年第23回研究会(板東永一大会長),1996年第16回大会(板東永一大会長),2006年第23回大会(久保吉廣大会長)と三度開催されており,今回第35回大会で四度目となります。担当いたします私たちの分野は歯科衛生士養成の大学教育と大学院教育を行う,女性教員わずか2名の教室ですが,過去の大会以上のおもてなしができるよう,渡辺朱理準備委員長と2人3脚で日々奮闘準備いたしております。

さて,私が本学会学術大会に最初に参加したのは1997年第14回大会でした。当時,九州大学歯学部附属病院で顎顔面補綴に携わりはじめた頃で,小野高裕先生(当時,大阪大学)に勧められての参加でした。噂には聞いておりましたが,他の学会とは異なる熱い,いえ熱過ぎる討議に驚愕しましたが,その根底にあるものは患者に対する医療人としての熱い想いだと気付かされました。第一世代から脈々と受け継がれてきた熱い想いに加え,第35回大会は最新の医療技術や医療材料などの情報発信・意見交換の場になる会にしたいと考えます。基調講演,特別シンポジウム,教育講演,一般口演,ポスター発表やランチョンセミナーに加え,特別企画として患者団体からの情報発信の場も設けました。私が2007年の第12回教育研修会で紹介しました口腔がん患者の会から,2名の口腔がんサバイバーの方にお話しいただきます。

会場となる徳島大学蔵本キャンパスの裏には,映画のタイトルにもなりました徳島のシンボル「眉山(びさん)」があります。6月末といえば梅雨の最中ではありますが,雨に濡れた緑深い眉山に見守られながら第35回総会・学術大会にて熱い時間を共有いたしましょう。徳島の地にて,みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。